私は陸上女子の脇が大好きです。
陸上女子の脇が放つ魅力は、単なる見た目の美しさではなく、勝利を目指す過程で剥き出しになった生々しさと、積み重ねられた努力が垣間見える瞬間にあります。
短距離や跳躍の選手たちがコンマ一秒を削り出すために着用する、袖を排したユニフォームをみてください。
機能を最優先し、腕の激しい振りを一切邪魔しないためにさらけ出されたその場所は、まさに勝利を追求した結果として現れた聖域と言えます。
また、競技前のアップで見せる、頭の後ろで腕を組み脇を大きく伸ばすストレッチの動作は、集中力が高まっていく過程の無防備な美しさを放っています。
戦いに挑む直前の高揚した肌質と、深く刻まれた脇の皺は、その後の爆発的なパフォーマンスを予感させます。
そして、私の心をなによりも激しく打つのは、ふとした瞬間に見える剃り残しの存在です。
それは、女子としての身だしなみ以上に「速くなるための練習」を優先した、アスリートとしてのストイックさの象徴に他なりません。
完璧に整えられているよりも、その生々しい戦いの足跡にこそ言葉にできないほどの情熱を感じますし、なんなら剃り残しのある脇の方が100倍Hでアモーレです。
私自身、学生時代に陸上部のクラスメイトがこちらに向かって手を振った際、その腕の隙間から見えた剃り残しのある脇に、未だに恋をしています。
あの美しすぎる光景をぜひ仲間であるあなたにも見てほしいです。
さらに、夏場の過酷な屋外練習によって肩や腕がこんがりと焼ける一方で、脇の内側だけが本来の白い肌のまま残されているコントラストも特筆すべき点です。
その白さは彼女たちがどれほどの時間を太陽の下で過ごしてきたかという努力の証であり、隠された場所を覗き見てしまったような背徳感すら抱かせます。
激しい鼓動とともに脇を伝い落ちる汗は、太陽の光を浴びてダイヤモンドのように輝きます。
その一滴には彼女たちが積み重ねてきた努力の時間が凝縮されており、人工的な美しさでは決して到達できない、眩しい青春があるのです。
ところで、ネット上では「練習後の彼女たちの脇から漂うきつい匂いを想像して抜いている」という猛者のコメントを見かけたことがありますが、その心理は、同じ志を持つ者として十分に理解できます。
練習を終えた後、激しい呼吸と共に赤みを帯びた脇の肌は、体内の全エネルギーを燃焼させた直後の熱を帯びています。
そこからあふれ出る熱と汗とフェロモンには、我々を突き動かす「何か」が宿っているのは間違いありますまい。

以前の記事で書いたように、背中が堂々と鑑賞できる美学であるならば、腕を上げた一瞬だけ姿を現す脇は、限られた瞬間にしか拝めない秘密の花園です。
この刹那に宿る花園に手を合わせ深く感謝することこそが、我々にできる唯一の行いなのかもしれません。


